長いprologue

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食後、歯磨きを終えた"彼"は自室に戻り、制服に着替え、昨日準備した荷物を持って階段を下りてきた。 既に兄は仕事に、妹は学校に行っている。 時計は7時30分を指していた。 「それじゃ、行ってきます」 「次男よ、行ってこい」 「行ってらっしゃい、すーくん」 こうして、"彼"は学校に出掛けたのだった。 ~~~学校~~~~~~~~ 登校した"彼"は早速自分の荷物を教室の後ろの方へ置き、その中から数学のノートを取りだして、それを見始めた。 「……、…。」
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