-夢-

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桔梗の幼馴染みだ。 「今日も早ぇな!俺また寝坊だって!朝苦手なんだよな……」 「瑞希おはよう。朝が苦手なら無理してこなくていいのに……部活の朝練もあるでしょ?」 桔梗は汗を拭きながら申し訳なさそうに言うが瑞希はグーッと伸びをするといつもの笑顔でニカッと笑った。 「桔梗と練習しないと一日始まったって感じがしねぇんだよな。さて走ってきていい感じに体も温まったし打ち合いでもしますか!!」 桔梗の父は道場を営んでいて瑞希はその道場の生徒だった。だが父が亡くなりの道場も無くなってしまったのだが何故か毎朝集まって二人で剣道の練習をするのが日課になっていたのだ。
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