来い2017年

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剃髪と言えば、まだ一巻しか読んでないけど、おかざき真里先生の「阿・吽」はかなり衝撃的でした。 最澄と空海の話です。 ネットでたまたま試し読みして、まんまと注文させられちゃいました。 どう感想を書けばいいのか、難しくて、わからない。 見える世界と、感覚の世界を描くというか。 例えば、最澄が少年の時、母と別れるシーン。 最澄が別れを告げようとすると、空間が紙を破くように分かれてしまいます。 同じ次元にありながら、もはや交わることのない世界に落とされたような印象を受けました。 手塚治虫先生の火の鳥が好きな方はあいそう。 好きなコミックはいろいろありますが、2016年に読んだコミックでは一番やられたと思いました。
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