まだ咲き染めし梅の匂いに

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中将様は、(美男も好きだけど)プレイボーイで歌の才も豊かということなので、一首くらい読まねばならんかな・・・と思い、ビギナー向けですが、解説書を片手に、アレコレ悩んでます。 修辞法とかよくわからん。 平安中期以降の和歌なんて、一体どれだけアクロバット、技法をねじ込み放題なんだ!と思いました。(舞台は平安中期設定だし) いろいろムズカシイですが、何か一つ形にせねばと思うと、こういうものは、頭に入るものですね。 けれど、一首書けたとして、登場人物に作中でこれを褒めさせるのは、なかなかの自虐◯レイだなと思います(汗) いい梅の歌はないかなあと思って、紀友則(土佐日記の紀貫之の従兄)の歌を持ってきてみました。 梅の花を折りて人に贈りける 君ならで 誰にか見せむ梅の花 色をも 香をも 知る人ぞ知る (古今和歌集)
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