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(いろいろな解説と自分の解釈を混ぜての勝手な訳です)
あなた様以外に誰にこの梅の花を見せましょう?
みんな綺麗だと褒めるのはわかっていますけど、
本当の美しさや香りを理解できる方は限られています。
美しさはもちろんですが、香りの奥深さを聞くには、それなりに花を知っている方でなければ。
私は、今は冴えない暮らしをしていますが、
私の才だって、見る人が見れば、本当に理解してくれるはずです。
私が何を好み、何を美しいと思っているのか、
何を考え、何を愛して生きているのか。
私があなたへの使者に、この梅を託すのは、あなたが私を一番理解してくれるからなんですよ。
ちょっとBLっぽい(汗)
紀友則がなかなかよい官職につけなかったということを考慮にいれたら、こうなりました。
香りは「聞く」ものらしいです。梅の枝を贈った相手は誰なのでしょね。
次から梅を見ると、萌えそうだ。
無駄に長い勝手な解釈をつけるとおもしろいなと、マニアックなことをやってみました。
きたむらさんのところでも和歌の紹介をやってらっしゃったので、そちらにも少し乗っかってます。
ペコメのお返事は次回ですみません。
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