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新婚編《1》(11)秘書と愛人関係
~留奈side~
夜は別々の部屋で就寝した。
翌朝ーーー・・・
私は早めに起きて自分のお弁当作り。
「おはよう」
哲子さんが無断で部屋に入って来た。
「捺はまだ?」
無断入って来た上に、私の旦那様の捺さんの名前を呼び捨て、愛人のクセに図々しいのにも程がある。
「私が起こして来ますから…哲子さんはそこで待っていて下さい」
「私が起こすわよ。捺を起こすのは秘書の私の務め。留奈ちゃんは自分の用意をしなさい!」
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