出逢い
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彼女は僕の行動に首を傾げたが、やがてその意味を理解したのか、やっぱりまた、柔らかく微笑んだ。 「とってもありがたいんですけど、私、一応リハビリをしているので、これくらいは大丈夫ですよ?」 そうして彼女は、少々ゆっくりと、元通り車いすに座った。 僕は差し出していた手を引っ込め、行き場のなくなったそれを頭に持っていった。 「あの、僕の不注意ですみません。よかったら、病室まで送ります」
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