第9章 それは突然に

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あんな事件が起きようと仕事はしなければならない。 月曜日。 早速、昼休みに食堂で真由にこの週末あった出来事と引っ越しの事、深瀬の夕食を作る事になったいきさつ等、諸々の話しをした。 「夕香、あんた大丈夫なの?っていうか、何で私に連絡しないのよ?」 と、ちょっと怒り気味。 「いや、真由を危険な事に巻き込むわけにはいかないから。 真由に何かあったら、後々私が、色々考え込んぢゃう。」 「そう思ってくれるのは、ありがたいけど…。」 と、今度は口を尖らせてふて腐れ気味。
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