第9章 それは突然に

4/75
前へ
/579ページ
次へ
午後の会議。 新作のゲーム売り込みのため、営業課と広報課で新しいチームが組まれた。 そのチームに私も戸田さんの補佐で参加。 そして営業からは松田君も参加していた。 会議が終わると松田君に声を掛けられた。 「立花さん、一緒に仕事するの初めてだね。よろしく。」 王子スマイル、炸裂だ。 眩しい。 「うん、こちらこそよろしく。」 つられて、笑った。 「ところで金曜日、2人で飲みに行かない?」 「えっ、えーと土曜日引っ越しがあるから、あまり長くは付き合えないんだけど…。」
/579ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加