第9章 それは突然に

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「俺はどこでも良いんだよ。立花さんと一緒なら。」 わぉ、王子。いきなりの胸きゅん発言。恐れ入ります。 その言葉には何と返せばいいのか分からないので、スルーして 「じゃあ、入ろっか。」 「うん。」 席に通され、いつも通り私は梅酒のソーダ割り、松田君はビール。 料理も頼んで、先に飲み物で乾杯。 「一週間お疲れ様~。」 「ふっはは、お疲れー。」 それから色々話しをしたけど、さすが営業、話しの回しが上手い。 「そういえば、なんで引っ越すの?更新の時期だったとか?」
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