第9章 それは突然に

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手を振ってくれてたので、私も手を振り返して部屋に入る。 紳士だなぁー、松田君。 お風呂から上がってスマホを見ると深瀬からラインがきていて、 『明日、9時半頃行くから。』 ほぉー、深瀬も手伝ってくれるのか。 アイツも紳士じゃないけど、こうしてみると結構世話好きなんだな…。 『了解、おやすみ。』 と送れば、 『おやすみ。』 すぐに返信がきた。こんなに返信が早くくるなんて、まめな奴だな。
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