第9章 それは突然に

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「へっ、えっ!?」 松田君の突然の言葉に変な声が出て 「おい、よくねぇーよ!」 なんで返事をしてるのが深瀬なのよ。 「あはは、冗談だよ。深瀬ん家に泊まるから。」 うん、冗談だよね。 冗談だって分かってても、なんかビックリして顔が暑い。 「私も酎ハイ飲もう。」 空気を変えようと酎ハイの缶を手にした。 その後は夕食を食べて、少し飲み過ぎた深瀬とそれを支える松田君を 「今日はありがとうね。」 と見送る。
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