第9章 それは突然に

18/75
前へ
/579ページ
次へ
「あっ、そうだ!はいコレ。」 忘れないうちにと思って、私の家の合い鍵を渡した。 「えっ!?なんで合い鍵?くれんの?」 「ほら、料理してる時に来られても手を離せない時あるじゃん。わざわざ、出るのも面倒だし。 だから、自分で入って来て。 あっ、ただし今から言うルール守ってね。破ったら出禁。 入って来る時は、ちゃんとインターホン鳴らして。いきなり入って来られると、ビックリするから。 それから私の家に来たら、まず手洗い、うがい!」 「分かった。」 「あっ、もちろん私がいない時は鍵使ったら駄目だからね。」 「そんな事しねぇーよ。」
/579ページ

最初のコメントを投稿しよう!

48人が本棚に入れています
本棚に追加