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徹「はあっ!」
ヤクシャ「グオオォッ!!」
ハンドガンを放ち、近づいてきたところを巨大な剣で薙払いをしてアノマリーを倒す
対して魔理沙は
魔理沙「マスタースパーク!!」
ヤクシャ×3「グ──」
どこかの気合いと根性で出来た男がよく使っている武器、プラズマ波動砲のような極太レーザーをなんの溜め動作もなしに遠慮なくアノマリーにぶっ放していた
徹「………」
自分が闘っていた相手の3倍の数を断末魔すらあげさせずに終わらせていたその姿を見て思う
徹(普通って……なんなんだろう)
魔理沙「やっぱり弾幕はパワーだぜ!」
徹(羅漢堂と仲良くなれそうだな…この人)
魔理沙「……ん?どうした、徹?」
徹「……なんでもないよ」
どうして自分の周りには、というより出会う人はキャラが濃い人物ばかりなのだろうか
影の薄さを気にする徹は心から嘆いた
徹「…それよりこの辺りについての詳しい場所を」
魔理沙「その前に飯にしていいか?まだ何も食べてないんだ。私の家は近くにあるし良いだろ?」
徹「…わかった。それじゃあ、行こうか」
箒に乗って飛んでいく魔理沙を、自分もGスプリッターを使って飛行し追いかけていく
巻き込まれた仲間の事が気になるが、皆自分と同じ戦場を潜り抜けてきた猛者だ。さっきのようにアノマリーが来ても近くに魔理沙のような強者がいる可能性もある。問題はないだろう
それよりもまずは情報収集が先決だ
決意を新たに、風澄徹は幻想郷の空を舞う
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