2人が本棚に入れています
本棚に追加
先輩達が引退した
これからは自分たちの代だ
キャプテンは、毎年引退試合の日に先輩たちから指名される
四人しかいない部活
キャプテンは、ピッチャーの人だった
自分が成りたいとかそういう訳では無いし
自分はなれる器なんて持ってないってわかっているけれども
嫌だ。
去年、先輩たちの代
キャプテンは、バッテリーの人たちで
自分たちと同じ四人だって先輩たち
同じ立場なはずなのに
バッテリー2人ばかりで決めてしまっていて それに何も言えない言わせてもらえない
そんな先輩が・・・
自分の立場からなにか言うのはおかしいのだけれど
自分はそんな普通にはなりたくなかった
可哀想とは何か違う
あの、痛烈な悲痛な表情をたまに見せてた先輩
自分はバッテリーに負けたくない
あんなふうにはなりたくない
プレーを、誰にも負けないように・・・
そうすればといい、いう言葉を残してくれたんだから
最初のコメントを投稿しよう!