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きをつけ、れい
初めての声のグランド挨拶
少しずれる声タイミング
少ない人数がより、昨日までとのコントラストを生む
部活なんだから・・・
そう言い聞かせながら笑い合う、絡む
心機一転と、少しでもたくさん練習したいのに、怪我が足枷になる
走れない
嫌だ
こんなにもストレスになるなんて
すごく嫌で
走りたい
走らない
結局少しの練習と、バッティングをして
初めての練習は終わった
いつも通りで、いつもと違う
すごく変な感じ
片付けて着替えて
そして私たちは一人ひとりばらばらで帰る
これも、きっと、自分たちの間柄を示してるもの
ぎくしゃくした、変な感じ
息が詰まってそのうち窒息死しそうなかんじ
水中にいる時よりも気持ち悪い
まだ1年もある
もう1年しかない
どっちなんだろう
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