1人が本棚に入れています
本棚に追加
ニアミス
「全然手がかりないやん?あぁ~」
二人はキャバクラの帰りで酔っぱらって
いた。
「もう、探すのやめよか?啓介?」
「ばか野郎!ここまできて諦められるか!」
啓介は諦める素振りを見せなかった。
反対に直樹は既に飽きていた。
二人は行くところ全て川添情報をあたった
がいっこうに手がかりは見つからなかった
二人が諦めかけていたその時である!
♪かたくて大きなお兄ちゃんのぉ~♪
二人の10メール先に、汚ないリュック
を背負い、ピンクの自転車に乗った男の
後ろ姿が見えた!
「おい!……直樹!あれは!…」
「あぁ!啓介!間違いない!」
二人は声を揃え言った!!
「川添さんだ!!!」
最初のコメントを投稿しよう!