俺と世話役

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 自室へ 「はぁ」 ベットに倒れこんだ。 何か、凄く疲れた。 「悠真様、着替えをご用意いたし ました。 悠真様、制服が皺になってしまいますよ」 近づいてくる、航大を引き寄せキスをした。 「悠真様、どうされたのですか?」 「何となく」 「左様ですか」 航大が、制服に手をかけて脱がそうと してきた。 「なっ、何するんだ」 「制服が皺になるといいましたよね。 だから、着替えを手伝おうと」 「そのくらい、自分で出来る」 「そんなに隠さずとも、このベットの上で 私に見せて下さっているではないですか。 何を今更、恥じらうのです」 「あれは、お前が脱がすからだろう」 「だから、今も脱がすお手伝いを」 「いらん」 ベットに押し倒された。 「あなた様がキスなどするからですよ」 「航大」 「悠真様」 キスを深く深くした。 息が出来なくなり、航大の胸を叩いた。 「ぅ、あっ、はぁ、はぁ、バカ長い」 「ちゃんと鼻で息しないと」 「今は、駄目だ、キスまでにしろ」 「何故ですか」 「うるさい、今日の昼の事といい、 お前は、発情期か」 「はい、悠真様に発情しています」 「おい」 また、深く深くキスをしてきた。 「航大、いい加減やめろ、はぁ、はぁ」 「悠真様」 「早く仕事に戻れ」 「悠真様、失礼します」 航大の手が俺のおでこに触れた。 「少し熱いですね、いつから、何ですか」 俺は、顔を背けた。 「悠真様!」 「うるさい、対したことじゃないだろう、 いつもの事だ」 「そうやって、悠真様はご無理を なされるのですか!」 「うるさい」 「悠真様、答えて下さい」 航大の真剣な眼差しが此方を見ている。 「朝…から」 「何故、その時いって下さらなかったの ですか」 「たいしたことないと、思ったから」 「何でも、お申し付け頂ければ私は、 何でもいたします。 無理に学校にも行かせたりしません」 自分の上にいる、航大をのけた。
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