年月日不詳 裁判所

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「ねえねえ、それでアサトは何していたの?この子たち、だぁれ?」  ウサさんは薄茶色の目をキラキラさせて言いました。    タカツキくんが、それぞれの自己紹介と今までの経緯を話すと、ウサさんは、なぜかVサインをしました。 「じゃあ、オレってばエアポリスの仲間入りってこと?ルテアちゃんという麗しい天使を助けたから、入団試験パスでしょう?」 「じゃあ、なんでルテアさんが助けを求めてくるのさ……きっと、原石を返すのを条件に、仕事を手伝わせてたんでしょう?」 「大丈夫、オレは洋服選びを手伝ったよ」 「話をややこしくしないで。とにかく、他のエアリエルの原石を探さないと、このままじゃ大騒ぎになるよ」  ウサさんはルテアさんを裁判に同行させたようですが……  明日の一面を飾ってしまうであろう判決に、彼女は巻き込まれてしまいました。 image=500379711.jpg
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