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「ねえねえ、それでアサトは何していたの?この子たち、だぁれ?」
ウサさんは薄茶色の目をキラキラさせて言いました。
タカツキくんが、それぞれの自己紹介と今までの経緯を話すと、ウサさんは、なぜかVサインをしました。
「じゃあ、オレってばエアポリスの仲間入りってこと?ルテアちゃんという麗しい天使を助けたから、入団試験パスでしょう?」
「じゃあ、なんでルテアさんが助けを求めてくるのさ……きっと、原石を返すのを条件に、仕事を手伝わせてたんでしょう?」
「大丈夫、オレは洋服選びを手伝ったよ」
「話をややこしくしないで。とにかく、他のエアリエルの原石を探さないと、このままじゃ大騒ぎになるよ」
ウサさんはルテアさんを裁判に同行させたようですが……
明日の一面を飾ってしまうであろう判決に、彼女は巻き込まれてしまいました。
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