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くだらない夢だと笑わないで下さいね。
いや、笑ってれた方が良いのかな……。
僕、筆界特定のための現地調査に出かけていたんです。
境界標というのはご存知ですか?土地の境目などに埋めておく杭なんですけど、それを探していました。よりによって、そこが広い畑でして……でも、まあ、あたりは付けておいたので、単純に土を掘り返して見つければ良かったんです。
その時に、カツンとスコップの先に硬い物が当たりました。
境界標を見つけたと思って、どんどん掘ったんですが――。
出てきたのは、綺麗な青色の石でした。
ちょうど手の平に収まるくらいなのですが、ずっと土中に埋まっていたとは思えないような綺麗な状態だったんです。
つい、それを手にした時、背後から声が聞こえました。
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