変人さんの家

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葉月と伸一郎は今、伸一郎の家に向かっていた。 「ねぇ……」 そう声をかけたのは葉月。 「ん?なんだい??」 ニコニコしながらそう言ったのは伸一郎。 そんな伸一郎に、葉月は疲れたような顔をしながら問う。 「家にはいつ着くのかしら?かれこれ2時間は歩いてるはずだけど」 「んー、もうすぐ着くよ?それに2時間じゃなくて、まだ1時間30分ぐらいだよ?」 あー、そんなことさえむかつく…だるさを一層感じながら伸一郎の後を歩いて行った。
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