2人が本棚に入れています
本棚に追加
葉月と伸一郎は今、伸一郎の家に向かっていた。
「ねぇ……」
そう声をかけたのは葉月。
「ん?なんだい??」
ニコニコしながらそう言ったのは伸一郎。
そんな伸一郎に、葉月は疲れたような顔をしながら問う。
「家にはいつ着くのかしら?かれこれ2時間は歩いてるはずだけど」
「んー、もうすぐ着くよ?それに2時間じゃなくて、まだ1時間30分ぐらいだよ?」
あー、そんなことさえむかつく…だるさを一層感じながら伸一郎の後を歩いて行った。
最初のコメントを投稿しよう!