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まあ、オスプレイはおいといて。
それ以前に、八尾空港では、ここ10年で三回も事故が起きてます。
一回目は170号線の交差点でのセスナ墜落事故。
二つ目は、陸上自衛隊のヘリの着陸(?)失敗事故。
そして、三回目が、ニュースにもなった、セスナの着陸失敗事故です。
オスプレイにかかわらずに、必ず、事故はあるようです。
で、それはともかく。
神武町から南にいった所に、太子堂という町がありまして。
ここに、大聖将軍寺というお寺があります。
ここは、物部氏と蘇我氏が仏教を国教として取り入れるかで、争った、古戦場でもあります。
で、この辺りは、物部氏の本拠地だった場所です。
物部氏は、天皇家の軍隊、警察の役職を司る名門中の名門の家柄。
渡来(異国から渡ってきた氏族)系の蘇我氏などとは、格が違う家柄で、貴族のなかの貴族ともいわれた氏族なのです。
代々、一族から、天皇を出してるほどだから、かなりのプライドを持っている一族なのです。
で、この六世紀後半頃に、朝鮮から仏教が渡ってきたんです。
蘇我氏は、この仏教を、天皇家で敬おうと提案します。
しかし。
ところがどっこい、この日本には、日本神道があるので、そんなものは不用!との物部氏の言い分。
それもそうです。
天皇家とは、歴代の日本の神々を敬う事を是とするお仕事なのだから(間違ってたらごめんなさい)。
まあ、伊勢神宮の天照大御神様とかがそうですね。
で、とーぜん、争いになります。
まあ、詳しく書いたら長くなるので、省略しますが、結局、蘇我氏が勝利し、物部氏は破れることになります。
その、戦争で勝って、戦死者を弔うために作ったのが大聖将軍寺なのです。
場所は国道25号線沿いにあります。
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