その恋は、Destiny-2

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「私だって…棗くんと一緒に暮らせたら、それだけで幸せだよ。でもきっと…実際一緒に住み始めたら、棗くんが思ってる以上に大変な事が沢山あるよ。……一緒にいられたら幸せだなんて…きっと言ってられなくなるよ」 悔しい。 こういうとき、素直に喜べない事が。 でもこれが、私が抱えている現実。 私の体調を、きっと棗くんはいつも気にするようになる。 今みたいに帰る家が別々なら、お互い家に帰ってしまえばもう何も気にしなくていいけれど。 一緒に住み始めたら、そういうわけにはいかなくなる。 お互い気を使い過ぎて、疲れてしまったら? それが原因で気持ちが離れてしまったら? 一緒に住まなければ良かったって後悔する事になってしまったら? そのせいで棗くんと別れる事になってしまったら…私、立ち直れないかもしれない。 「病気の人と暮らすって、簡単な事じゃないんだよ棗くん」 私は酷い彼女だと思う。 一緒に住みたいと言ってくれている彼に対して、こんな否定的な事ばかりを口にして。 こんなの、住みたくないって言ってるようなものだ。 でも本当は、棗くんの傍にいたい。 毎日、棗くんを感じていたい。 矛盾しているけど、どっちも私の本音なんだ。

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