番外編3 かけがえのない人

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病室のドアが開いて、郁斗がボストンバッグを持って入ってきた。 「取り合えず、必要なものは持ってきたから。 あれ、何話してたの?」 「内緒。な、颯」 新がウィンクする。 イケメンってウィンクも決まるんだね。 郁斗を見ると、ちょっとムッとした顔をしている。 「別に大したこと話してないよ」 「颯まで、隠し事するの?」 あれ、ますます怒らせちゃった。 その時、アハハハと新が笑いだした。 「郁斗は本当にからかいがいがあるよな。 ヤキモチ焼きすぎー」 「だから、お前嫌い」 新が更にからかって、郁斗がすねている。 「二人は本当に仲良し……「「仲良くないから」」」 やっぱり、仲良しだよね。 新がいて、郁斗がいて、なんか幸せだね。
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