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「そこで何してるの?」
「弟の烈がアメリカに行くから…その見送りだ・・・」
「直々にヤッキー様から迎えに来て貰えるなんて光栄です」
晋也君は瞳を輝かせてヤッキーを見る。
「お前らに半年間ニューヨークでダンスの勉強して来いと言ったのは俺だからな。よく厳しいリチャードのレッスンに耐えた!!」
「それは全部ヤッキー様の為ですよ!!!」
「康人お前…こいつらとはどう言う関係?」
「こいつらはアイドルの卵だ」
「アイドルの卵?」
「『ギャラクシー』のアイドル研究生で、俺のソロ活動のバックダンサーを務めるコトになると思う」
「Jリーガーの夢は止めて、今度はヤッキーと同じアイドルを目指すのね・・・」
「応援してくれよ。藤ヶ谷」
「うん」
「まぁ、康人のバックダンサーになるし、顔は売れそうだな。でも、アイドルとして売れるかどうか…分からないぞ」
捺さんは意地悪くアイドルを目指す二人に言い放つ。
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