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「お前・・・リンの告白OKしたのか?」
「いいえ…断りました」
女の子にはモテモテのリン。
私は恐れ多くて付き合うコトが出来ず、フッてしまった。
私と同じ背丈だったのに、リンは私よりも背が高くなって小学校時代とは別人になっていた。
嫉妬もしない、独占欲も見せない捺さん。
「断ったなら、問題ないな」
「少し位、嫉妬して下さい。捺さん」
「何で俺がリンみたいなガキに嫉妬しなきゃならないんだ?」
捺さんは煙草を吹かしながら、逆ギレする。
「私達、夫婦ですよね」
「ああ~夫婦だ・・・」
自分がヤリたい時だけ媚びて、迫る捺さん。
求められるのは愛されてる証拠だと思って、捺さんの要求に応えるけど。
私達はこれでいいの?
「本当に同窓会誘われたら、行きますから・・・」
「勝手にすればいい」
「勝手にします」
初めて夜は心もカラダも繋がったはず。
今は心だけがすれ違い始めていたーーー・・・
(夫婦編エピローグ)に続く・・・
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