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~留奈side~
「捺さんは身勝手です」
「それは謝る」
傲慢な捺さんが私を連れ戻しに
実家に来て頭を下げた。
隣には濱部社長も同行していた。
「俺の妻の言葉を信じるよりも
捺の言葉を信じてあげて欲しい」
「捺さんは私の言葉を信じてくれるんですか?」
「トーマから全部訊いた。
お前の言葉を信じキレなかったコトは
悪いと思う」
「戻ってくれるかな?留奈さん」
濱部社長にも説得されて私は『うん』と頷いた。
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