第1章

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「…斗…優斗。」 「え…。あっ!と、父さん?」 「どうしたんだ?折角のお祝いなのに、もっと食べなさい。」 え…父さんと母さんがいる…。見回すと他のお客も…。ここは、展望台のレストランだ。 「あれ?父さん、僕、ずっとここにいた?」 「ん?何だ?もう酔ったのか?乾杯しかしてないぞ。」 「どうしたの?優斗。変よ?」 「母さん…僕、ここにいた?」 「変な子ね。いたわよ。」 「そっかぁ。ああ。良かった。夢か…。」 何でもないよと父さんと母さんに笑う。 笑った左頬ににエクボが出来た。 完。
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