episode200 Vampire Night ②

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「俺らがこれの補佐役だと?」 「ああ。僕らが全力で彼をサポートすることになる」 天宮征司 九条敬 恐ろしくも 隣り合わせに。 「同意するなら君もここに母印を」 連名で書き連ねられた 二人の名前が――。 「というわけだから――僕は補佐役として天宮家の新当主をお迎えに上がったんだ」 わお。 ついにこの僕が 天宮家の当主だって? それもだ。 宿敵同士を従えて? 「それじゃ、楽しい我が家へ帰ろうか?君たち」 まずは天狗にならないようにしないと。 「おまえっ……殺すぞ!」 「冗談ですよ……お兄様」 あの家じゃ本当に 命すら取られかねやしないもの――。 それじゃ、つづきはまた。 僕が生きていられたらの話。 おまえの首に口づけしたよ8【完】
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