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一応、川からはちょっと離れた場所に出て、其処から川に向かって行く。
そして滝から見えるように川に躍り出た。
単純に水を見付けて汲みに来た風を装って。
すると此方に気付いた滝裏の面々は、数で制圧しようとしたのか、滝裏に三人ほど残してワラワラと出てくる。
逃がさないように直ぐにバラけて僕達を取り囲めば良いのに、纏まってくる所をみると、戦闘慣れしてないようだ。
まぁ、他クラスの敵に態々指摘しないけどね。
それは担任の仕事だし。
動かずにいれば、驚いていると勘違いした彼等は、後方の数人で魔法を放ってきて、前方の数人で此方に接近し剣や拳を振るう。
うん、連携は良いね。
でも僕達の後ろがガラ空きだから逃げられるよ?僕達は逃げないけど。
で、僕達は攻撃してきてくれた事を感謝しつつ、反撃するのだった。
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