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そして地球で親しかった者(転生者)との再会を果たしたり、新たな出会いがあったり。
自分がアデリアと知られない様にしながら、何やかんやあって帝になり、それからもやはり何やかんやあって、15歳になり魔法学園に入学した。
レオンは闇の大貴族の次男だったが、アデリアが死ぬちょっと前に魔盲で捨てられ、ギルト『蒼碧の雫』のギルトマスターであるリサ・リンクスに拾われていた。
言わずもがな、レオンの魔力は封印されていて、かなり膨大なもので、封印を解いた後で努力して、レオンも帝になった。
魔人に洗脳されていた闇の大貴族当主が魔人に殺され、跡を継いだ兄がレオンを頼りにしているので、レオンはリサの元で育つが闇の大貴族当主の弟としても認知されている。
アデリアの死で傷心のレオンに、何故か気に入られ恋人になり、果てには婚約者にまでなってしまった。
そしてお互いの養父と養母が結婚した事で、義兄妹ともなっている。
何か滅茶苦茶に複雑な関係だ。
それでもそれなりに楽しく学園生活を送っていたのだが、魔王が攻めてくると言う事で、この世界に召喚された勇者と帝となった転生者仲間とレオンと共に、人間に敵対する魔国西国に乗り込み、魔王と戦い、彼を倒した。
その後、皆を逃がして堕神と戦って。
正体がバレるのと引き換えに、正気を取り戻した彼を浄化する事に成功したのだった。
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