ニ、新たなる地平線

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 こ、これが『削る』か……。  正直しんどいが、改めて目の前の『人物』を見て、すべてを許せる気がした。 「うんうん、いいね。ここまでガッツリ創造してくれると、ボクもこの地に連れてきた甲斐があったってものさ!」  隣で頷きながら言うヤツに、照れもなく伝えた。 「創造しうる、最高の仲間だ!」  虚ろな瞳と釣られた様な生気の無い姿は気になるが──。  大きな瞳と、猫の様な可愛らしい口、金髪のショートカット!  引き締まった身体、程よくアスリートな感じに付いた筋肉、何より強調されし! 「それにしてもアレだね。キミは好きなんだねぇ──」  ヤツは組んだ腕に乗せた自らのそれに視線を落とした後、虎っ娘を見つめてポツリと続けた。 「巨乳が……」 「いかにも!」  コイツのキャラメイクで既にバレている。しかも新たな大地、知り合い皆無。恥ずかしくない! ないったらない!!
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