第壱話 ツクモノ

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今回の話は感動的な話をしたかったんじゃなく、亡くなって霊と化しても人間と変わらないと伝えたくて書きました(´・Д・)」 どうやったら相手が喜ぶかな?嬉しがるかな?驚くかな?と考えてアヤさんに会いに行く途中で亡くなった時に最後に思ったのが会いたいなどの気持ちより直前まで喜ぶ顔、驚く顔を想像してたんだな‥と 探して‥‥と言葉を伝えられてなにを?どこで?と訳がわからなくて自分なりに探しても見つからなく自分とアヤさんが繋がり、自分がアヤさんを視てもそこまで見えない。 でも部屋に行くと流石に気配を感じ取れた。 最初から詳しくアヤさんに伝えればいいのにと思うけど実際終わってみると弘也さんが考えていたサプライズとは違うけれど驚いて、泣いて喜ぶアヤさんがそこにいた。 そして指輪と一緒に入っていた手紙もアヤさんの手に渡った。愛の言葉を伝えるためじゃなく、サプライズが成功してアヤさんの顔が見れて成仏して行ったのかな? もしかしたら弘也さんの意識が小さいから部屋まで行かないとわからなかったのかもしれない‥ いくつか不思議に思うところもあるが人と考えると納得してしまう。 視ても全てがわかるわけではなく、その人を知らないといけないなと感じました。 おわり
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