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私はウエイトレスさんの方を見てびっくりする……
胸デカッ!!
えっ!?アリなの!?こんなの!
「……お客さん、見過ぎですよ」
ウエイトレスさんは、苦笑いをしながら私に言った。
綺麗な女(ヒト)だ。唇の下に小さなホクロがあるのが、すごく色っぽい……
「あ、すいません……余りに大きいので……」
私が言うとウエイトレスさんは困った顔をする。
「……ところで、ご注文は?」
「えっ、あ、じゃあ、オレンジジュースを」
するとウエイトレスさんは今度は変な顔をして私を見る。
あ、あれ?酒場だからジュースは置いて無いとか?
「オレンジジュース?オレンジジュースっていうのは無いけど、レモネードでいい?」
「あ、はい」
良かった。優しいウエイトレスさんで。
私が周りをキョロキョロしていると、周りのオジさん達も私を少し気にしているようだった。
そんなにジュースを頼んだのはおかしかったかしら?
レモネードはすぐに運ばれてきた。どうしよう?ここはどこですか?と聞いた方がいいかしら?しかし、こんな酒場でジュースを頼んだから、周りの人は私の事を変に思っているわよね。
これ以上、変に思われても大丈夫かしら?
私は考えた末、ウエイトレスさんに、ここはどこですかと聞くのを止める。
でもこの女(ヒト)、凄い綺麗だわ。この【海賊GAME】のクリエイターさんはかなり期待出来そうね。
これなら、私の求めている人材に巡り会えるかも。
私が求めている人材とは……
……そう!超美形な男の子!!
私はこの【海賊GAME】を、私の趣味を満たしてくれるキャラを探す為にやっているのだ。
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