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「さて。本日は、背中の主体になります、がしゃ髑髏の筋彫りまでを完成させようと思います。清水さん、申し訳ありませんが、もう一度全ての衣服を脱いで、ここにうつ伏せになって頂けますか?」
男同士。
何も恥ずかしがることはない。
潔く全てを脱ぎ、生まれたままの姿になると指示されたベッドの上にうつ伏せになる。
「少し、ヒヤッとしますよ」
声をかけられたと同時に背中が濡れた何かで覆いつくされた。
「な、なんだ?」
何が起こったのか分からず、つい声を出してしまえば、「下図を背中に転写しているのですよ」と落ち着いた声で答えが返ってくる。
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