2017.03.31(金) デート! その四

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駐車場への帰り道をちょっと行き過ぎると、光縁寺があります 光縁寺も、新選組に所縁(ゆかり)のある場所で、門前に新選組の馬屋があったので、隊士たちが毎日門前を行き来していたそうです (私のお話では、馬を所有してない新選組は、町はずれの馬屋でレンタルする事になってます だって、芹沢さんが押し借りしまくってたので、お金かかる馬なんて所有してないと思ったんですよ 会津藩の預かりになって、余裕ができてから馬を飼い始めたのかもしれませんね) 副長(後に総長)・山南敬助がこのお寺と親交を深めたのは、山門の瓦に山南家と同じ家紋があったのと、当時のご住職と同い年だったのがきっかけだったようです 後に、この住職良誉上人は、山南さんに頼まれて、新選組で亡くなった隊士達と山南さん本人を弔い、埋葬したとの事 どんなお寺なんかなぁ、と楽しみは膨らみます 八木邸・前川邸周辺を散策して、想像以上の路地の狭さや、家並みの雰囲気、距離感等、実際に歩いてみて初めて分かる感覚がありました 島原(色街)帰りの隊士たちは門限過ぎそうになった時、鬼の副長を想い浮かべながら、ここを小走りで通ったのかな、とか、 子供好きの沖田さんが遊んだ子供はどこら辺に住んでいたのかな、とか、妄想は広がります! お話を書いた当時はグーグルアースやネットでアップされた写真や地図を見ながら『こんな感じの場所かなぁ』と想像しながら書いていたのですが、やはり、書く前に行けばよかった!
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