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やがて、その時はやってきた。
君は静かにその時を受け入れた。
あれからもうどれだけの年月が巡ったのだろう。
たくさん苦しんで、たくさん傷付けて、たくさん繰り返して、
それでも私と君はようやくその時を迎えた。
君が居なければ僕は今日のこの時を迎えられなかった、君はそう言って微笑んだ。
一度離れ、それでもかえってきた私を抱き締める様にゆっくりと、言葉を紡いで
僕と、生きてくれてありがとう。
私は返す。
私を、生かしてくれてありがとう。
知っている、君が私を生かすためどれだけの年月を巡ったのか。
だから笑う。
言葉に出来ない想いを君に託そうと、
青い君に抱き締められ、私は今からその時を迎える。
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