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体を動かす度に走る鈍い痛み。……やはり夢やなかったんや……。追い出されんように必死で演じてみたけど、気持ち悪いもんは気持ち悪い。
「あんたはこれから男色限定の芸妓兼男娼として居ってもらう。いいね?」
女将さんに言われ、仕方なく頷く。
「客寄せもしなくていいから」
『噂さえあれば好奇心で来るでしょう。顔もいいし』と女将さんは言った。
……そない上手くいくやろか?
「とりあえずお風呂に行って綺麗にしなさい」
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