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「我が呼び掛けに応じ、再び姿を現さん!
フレイア!」
詠唱が終わると同時に現れた少女。
私と同じセーラー服ながら、人ではない存在。
もっとも……。
「ヤッホー!呼んだ?」
空から降りてきたハイタッチしてくる高めのテンションから、私よりも女の子らしいな。とか思ってしまう。
照れながらも、彼女のハイタッチに応え、私は続く指示を出す。
「あそこにいる少女。手配書の呪縛霊に間違いないわ!
早く送るわよ?」
「了解♪」
声も高々に、フレイアが空を駆けた。
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