嘘…でしょ…

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夕陽が差し込む窓際で 空を見上げながらイヤホン片耳に 恋メロ音楽を聴きながら、 私は徹を待っていた。 何の相談だろうと思う一方で 勝手な恋の予感を想像していた。 少し、はにかみながら、 ニヤけたりも。 音楽のリズムに乗りながら。 すると突然、イヤホンが外され、 後ろを振り返ると、そこに徹が立っていた。 舞 「うっわ!びっくりしたぁ!!」 徹 「だって、お前、声かけても全然 気付かねんだもん。 何の為に片耳イヤホンなんだよ(笑)」 私 「あは…ごめんごめん…」 徹 「…ついでに…何ニヤけてたんだよ?(笑)」 私 「いや(汗)別に(焦笑)」 徹 「…舞…本題に入る…」 私はゴクリと唾を飲み込みながら、 頷いた…。
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