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「ていうか姉さんの柔肌が他の男の目に晒されてるのが許せない!姉さんパーカー着よ?」
「おーいロイ、ちょっと変態じみててお兄さん心配だぞー」
さっきからルテが突っ込みに専念してくれているので、こちらは安心して他の事が出来る。
「まあ、そろそろ肌がキツイのも事実だからパーカー着るわ。ルテ、パーカー返して」
「ほい」
「隠される前に心のカメラに収めておこうぜ、ルイ!」
「何で俺に振る……」
「ラインはオリジンでも見てなさいよ」
そう言いながらパーカーを羽織ると、ジリジリと焼かれるようだった肌が少しマシになった。
「もちろん見たぜ!あのな…超揺れるのな」
「しみじみキモい事言わないでライン。キモい」
「2回言う事ねえだろアミナあああああ」
「よーっし!準備完了!具材をセットだ!」
セラフィムテンションたけえ。
あたしが水球をいくつか浮かべると、皆思い思いの食材を手に取って水球で洗い、網に乗せた。
「肉ねえと味気ねえな!」
「夕」
「はいはい」
ルシファーも肉食べたかったのね。
あたしは食料を保存している【ボックス】から肉の塊を取り出し、適当な厚さにスライスして網に乗せた。
「バーベキューっぽくなってきたねえ!」
「…………野菜は、どこだー……」
「じゃーん!天界育ちの新鮮野菜!」
セラフィムがなぜかカットされた後の野菜達を取り出して網に並べ始めた。
いや、何でカット済み野菜が【ボックス】に入ってんの?
「ほら、焼きそばが主食だ。バランスよく食べるのだぞ」
肉食動物が何か言ってる。
「それじゃ……」
「「「いただきまーす」」」
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