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その次の日から、たぁくんとの連絡が途絶えた。
私の部屋に来た手製の本棚が、たぁくんの居場所を奪ったみたい。
ペンキの匂いはプンプンするのに、ここにたぁくんはいない・・・
一週間、二週間……
私は彼に電話をかけ続けた。でも、たぁくんがその電話に出てくれることは無かった。
「ううっ……う……」
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
私がたぁくんを疑ったりしたから姿を消してしまったの……?
それとも、また……失敗しちゃった?
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