ペンキとタバコとコロンの香り

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「うちのお風呂使っていいよ?」 「前にそうしたら……あーちゃん寝ちゃったじゃん」 怒ったみたいにぶぅっと唇を突き出したたぁくん。私はそれを目掛けて突進。軽いキスをした。 「……へへ。だって、あの時はたぁくんが全然戻って来てくれないから」 「乾いたペンキってそう簡単に落ちないんだよ」 「じゃあ、私にも塗っていいよ?私がたぁくんのものだって証拠に」 「……いったなぁ?」 「わっ……!?やだやだ、エッチ……!」 結局今日も……、お部屋でいちゃいちゃ。
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