驚きからの驚き

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A「やったわ。エブリスタ作品が受賞したわ」 B「エブリスタってあなたが頑張ってたあのサイト?私も応援してて嬉しいわ。私も喜ぶからジャンプして?」 A「分かったわ」 BはAのジャンプする時に前に出てしまう癖を知っていた。 AB「せーの!!」 同時にジャンプする。そしてBは水溜りを見る。 B「あっ……ピンクだ……」 A「えっ?」 Aが飛ばした水溜りの水滴が私に向かって飛んで制服にかかる。 A「ちょっとやだ!!覗かないでよ……」 B「私に水滴つけた罰よ?」 A「そうね。じゃあ、私はさらにダメね」 B「何で?」 A「だって嘘だもん。受賞してないもん。でもチャラよね?」 B「何のこと?」 A「あら?バレないと思った?あなた、サイトにいるでしょ?」 B「全てバレてたか。えぇ、あなたじゃなくて私が受賞したわね」 A「おめでとう」 B「ありがとう」 そして二人で水溜りの道を歩くのだった。
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