島田恭子編 《護りたい》

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_______________ ____________ _________ 「__ いった・・・」 お腹に何かがぶつかった衝撃で 目覚めの悪い朝を迎えた。 チラッと自分のお腹を見ると 布団から飛び出たサチが 私のお腹を枕にして寝ている。 「サチ。ちゃんと布団の中に入って」 子供って、どうして布団を蹴飛ばすんだろう。 寒い冬でもお構いなくで 体が冷えちゃったって平気で寝続けるしぶとさ。 --- さすがあの母親の血を継いで図太いよ。 「・・・・・・・・あれ」 ついでに起き上がったときに気が付いた。 --- なんで私は服のまま寝てんだ? いつものもこもこパジャマではなく 昨日会社に着ていった私服で寝てた。 「・・・・・・・・・・・あっ」 やっと思い出すことができた。 昨夜は・・・・・ 色々ありすぎて、 頭が軽くオーバーヒートでも起こしたか・・・
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