しがない探偵だ

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その後、狗郎は私に会いに家まで来るようになった。 それもあって一華と影狼とも話すようになった。 そして、狗郎が小学6年になってから少しして私は狗郎にある提案をした。 咲姫 「早いものだな。もう6年生か。出会った頃よりだいぶ背も伸びたな。てか成長期にも程があるだろ?私と同じ位か?」 狗郎 「今160だよ」 咲姫 「そんなにか。これは直ぐに抜かれそうだな」 狗郎 「そうかな?」 咲姫 「私は165だからな。あっという間さ……なあ狗郎?一華と影狼は起きてるか?お前達に大事な話しがあるんだが」 狗郎 「起きてるけど…大事な話し?一華、影狼」 一華 「こんにちは、咲姫。どうかした?」 影狼 「大事な話しとは?」 咲姫 「実は狗郎に提案があってな?急な話しで戸惑うかもしれんが、お前達さえよければ私が狗郎の後見人になろうと思うのだが…どうだ?」 一華 「咲姫!?」 影狼 「お主!?本気で言っておるのか!?」 咲姫 「だから産まれた時から一緒のお前らにも聞いてもらってるんだろ?」
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