645人が本棚に入れています
本棚に追加
雪乃はその言葉で殺気立っていたよ。
それに呼応するように一華と後ろにいた影狼まで殺気立って収集がつかなくなりそうだったが私の言葉でみんな冷静になってな。
一華と影狼はわかるが雪乃も殺気を引っ込めたもんだから案外いい奴かもと思ったんだ。
咲姫
「お前らやめろ!?子供の前だぞ!?」
一華
「…ごめんなさい」
影狼
「すまぬ」
雪乃
「ごめんなさい…お邪魔したわね」
雪乃は何故かへこんでいた。
それで帰ろうとした雪乃を狗郎がとめたんだ。
狗郎
「食べていかないの?料理いっぱいあるよ?」
雪乃
「君の言うように私は地獄だ。正確には地獄の1つだがな。知らなければ気にもならないだろうけど君達は知ってしまった」
狗郎
「別に気にしないよ?雪乃がコキュートスの化身でもさ」
雪乃
「…どこまで私を暴くつもりなんだ…君は」
狗郎
「食べる?」
咲姫
「はぁ…もういいからお前も入れ。飯が冷める」
最初のコメントを投稿しよう!