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狗郎
「確かにあの時の俺の行動に問題があったのは認める。だがな、原因というならあの日の前夜に牧原がウナギ天丼を大盛りで食って、さらに夜中に喉が渇いたってんでスイカ食ったのが…」
一同
「お前が原因か！？」
私達は狗郎が話し終える前に牧原に向かって叫んだ。牧原は先程、宍戸君との会話の中であの時は腹の調子が悪かったと言っていた。つまり牧原は、昔から云われているやってはいけない食べ合わせをしたが為にあの結果を引き起こしてしまったのだ。
明津
「まったくお前という奴は…」
狗郎
「まてオッサン。まだ話し終わってねえぞ？」
明津
「と…言うと？」
狗郎
「確かに牧原は腹を壊しやすい食べ合わせをしたみたいだが、そもそもあの頃はまだUユニット本部の人員は、オッサン、涼、佳乃、牧原の4人だけで忙しかったんだろ？」
明津
「そ、そうだったな」
狗郎
「牧原はスタミナつけようとしてウナギ天丼食ったらしい。スイカは実家から送られてきたらしくてな…そんなスイカ、食わない訳にいかないだろ？」
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