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アンナ
「ねえ狗郎…どうして狗郎の知り合いには変態が多いの?」
狗郎
「言っておくが変態の知り合いは春樹だけ…春樹と綾乃だけだ!あと夏帆!」
アンナ
「そっか…まあいつまでも人目につく場所に置いておくのもあれだし早く連れてきてもらったら?」
狗郎
「急いで連れてきてくれ!」
警官
「了解しました!おい、連れてきてくれ!」
いったいどの知り合いなのかと落ち着かないまま、さらに警官が部屋に入ってきた。そして警官に挟まれるように手錠をかけられた裸体の男も入ってくる。
???男
「よお狗郎、会いたかったぜ」
男はひげ面で、見た目はライラと同じイスラエル人、もしくはユダヤ人のようだった。しかし、男は俺を知っているようだが、俺は男にまったく覚えがなかった。
狗郎
「知らん。連れてきてもらったとこ悪いんだが、留置所に入れておいてくれ。気が向いたら話しに行くから」
俺はデスクに戻ると珈琲を口にする。
狗郎
「おい、その粗末なもん早くどっかにやってくれ」
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