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アテナ
「なんでそんな大事なこと黙ってたんですか!?」
狗郎
「お互い様だろ?」
ハデス
「どこがだ!?こちらの仲間に引き入れるリストの中にも名前がある連中ばかりじゃないか!?しかも存在すら知らなかった織姫と彦星の子やコキュートスの化身が存在するとは……」
狗郎
「雪乃は干渉する気はないみたいだから戦力にならないけどな」
プロメテウス
「それでも狗郎の恩恵をうけてる神やそれと同等の存在が仲間…というか妻にしているなんて…末恐ろしい」
ハデス
「ああ、私が狗郎の毒牙にかかるのも時間の問題だな」
狗郎
「それは絶対にない。とりあえず帰ったらメアにオーディンの事を聞いてみる。グングニルは知人からの借り物って言ってたしな」
ハデス
「本当にいいのか?狗郎はあまり妻達を巻き込みたくないって思っているんじゃないのか?」
狗郎
「極力はな。だからオーディンに協力を求める。俺もなるべく顔をだすようにする」
警戒も杞憂だった話し合いは終わり、俺達は解散する事になった。
だが、その直後になって一人の人物が俺の方に向かってきた。その人物はAA12を持ったゲート3のコードをもった女だ。
ゲート3
「あの、実は私……」
恋人との再会 終
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